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中国東方航空が増便・就航ラッシュ、傘下LCCも静岡-榆林線開設
中国東方航空グループが国際線の拡充を進めている。ヨーロッパ、オセアニア、中東路線では2019年の水準を超える運航本数を実現した。日中路線についても路線増設や増便が続く。4月後半にも新たな動きが予定されている。
中国東方航空が増便発表
中国東方航空は、国際航空ダイヤの復興と増強に注力している。ヨーロッパ、オセアニア、中東を含む多方面への航路は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の2019年の水準をすでに上回っている。
日中路線を見ると、地方路線でもネットワークを広げていることがわかる。上海浦東-富士山静岡路線は4月29日から運航日が週2往復から週4往復に増加する予定だ。🔗中国東方航空、静岡―上海線を4月29日から週4便に倍増、月・水も (qq.com)
静岡と中国内陸部を結ぶ新路線
また、中国東方航空傘下のLCCである中国聯合航空が、陝西省榆林市と静岡を結ぶ新たな直行便を4月9日からスタートさせた。富士山静岡空港への直行便としては中国国内では上海浦東に次ぐもので、火曜・土曜の週2回の運航を行う。初便では91人の乗客を迎え、90%を超える座席利用率を記録した。
榆林市は陝西省北部に位置し、かつて北方民族が長安へ向かう際の要衝だったと伝えられている。石炭採掘を主要産業とすることでも知られる。「榆林窟」などの歴史的な仏教石窟が存在し、多くの美術作品の遺産がある。調査会社GYBrandによる『中国百強都市』では2線都市にリストアップされている。西安市とともに陝西省の経済を牽引する役割を担う。
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